2025年度(第73期)精密工学会東海支部 支部長
糸魚川 文広(名古屋工業大学大学院 工学研究科)
このたび、精密工学会東海支部の令和7年度(第73期)支部長を拝命いたしました、名古屋工業大学大学院 工学研究科の糸魚川でございます。微力ながら、東海地域の皆様と力を合わせ、支部活動のさらなる発展に尽力してまいる所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
精密工学は、日本のものづくりを支える中核的な技術基盤であり、近年ではAIやスマートマニュファクチャリング、サステナビリティといった新たな潮流とも深く関わりながら、進化を続けております。マイクロ・ナノスケールの加工技術から、医療・バイオ・環境といった幅広い応用分野に至るまで、私たちの取り組むべき領域はますます広がっています。
このような変化の時代において、東海支部が果たすべき役割はますます重要になってきています。中部圏は、日本有数のものづくり産業の集積地であり、大学・研究機関・企業が高い技術力をもって連携し、新たな価値を創出する力を備えています。東海支部は、こうした産学の結節点として、地域の技術・人材・知識をつなぎ、未来を見据えた挑戦を支えるプラットフォームでありたいと考えております。
本支部では、ものづくり講習会、企業見学会、学生優秀賞をはじめとする各種活動を通じて、会員相互の交流と学びの場を提供してまいります。特に、将来を担う若手研究者・技術者の育成には、引き続き力を入れてまいります。地域の大学・高専・企業など、多様な主体との連携を通じて、次世代の芽を育む土壌をさらに豊かにしていきたいと考えております。
さらに、来年には本支部管内にて「The 24th International Conference on Precision Engineering (ICPE 2026)」の開催が予定されており、2028年には精密工学会秋季大会も東海地域で開催される予定です。国内外から多くの研究者・技術者が集うこれらの貴重な機会を通じて、東海地域の技術力と学術的存在感を世界に向けて発信してまいります。
結びに、本支部の活動が会員の皆様にとって有意義なものとなり、地域の技術力と学術力のさらなる向上につながるよう、支部一同、力を合わせて取り組んでまいります。皆様の変わらぬご支援とご協力を、今後とも賜りますようお願い申し上げます。
※本文章はOpenAIのChatGPTを活用して事務局が作成しました。